ミューオンラジオグラフィー

一次宇宙線が大気と衝突することで、空気シャワー現象を起こし二次宇宙線を生じる。その中に ミューオンが含まれている。ミューオンは高い透過力を持つことが特徴で、それを利用した透視 手法としてミューオンラジオグラフィーがある。これはX線を利用したレントゲンのようなもので、 ミューオンはX線よりも透過力が高いため山のような大規模構造物に対しても透視が可能となる。 ミューオンの透過量が対象物の密度に依存しているため、密度差を持つ物体に対してミューオン の飛来方向とその数を見ることにより、密度分布を得ることができる。 我々の研究室ではこれまでに行われていない、数km程度の大きさの火山に対して内部構造の測定 を目指している。現在は岩手山に対して測定を行っている。

実験の様子
岩手山

連絡先

  • 〒192-0397
    東京都八王子市南大沢1-1
    8号館490室

    首都大学東京大学院
    理工学研究科 物理学専攻
    高エネルギー実験研究室

    FAX&TEL
    042-677-2500(直)